2008/11/27

シェルスクリプトの基本

シェルスクリプトの実行
シェルスクリプトを実行する際には,下記のようにシェルを指定して実行する(例ではbashを指定).
$ bash [script file]

スクリプトファイルの先頭の行に
#!/bin/bash

を記述することでシェルを指定することができる.


シェルスクリプトに実行権限を与えるには,下記のコマンドを実行する.
$ chmod u+x [script file]

実行権限を与えたシェルスクリプトファイルは下記コマンドで実行できる(ファイルはカレントディレクトリにあるものとする).

$ ./[script file]



シェルスクリプト中の変数
シェルスクリプト内での変数宣言は下記のように型を指定しない.
var=xxx
このとき,代入の前後にスペースを入れてはいけない.

変数をスクリプト内で使用するには変数名の前に'$'を付ける.
(example)
var=1
echo $var


引数の利用
シェル実行時の引数をスクリプト内で利用するには $n を使う.
$0: スクリプト名
$i: i番目の引数

(example)
引数で指定した名前のディレクトリを生成し,生成したディレクトリをカレントディレクトリとするシェルスクリプトを生成する.
test.sh を作成し,下記の内容を記述する.

#!/bin/bash
mkdir $1
cd $1

シェルスクリプトに実行権限を与える.
$ chmod u+x test.sh

シェルスクリプトを実行する.
$ ./test.sh hoge
ディレクトリhogeが作成され,hogeに移動する.


Reference
bashで始めるシェルスクリプト基礎の基礎

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